もらとりあむタマ子
前田敦子に何の思い入れもありませんが、意外に女優としてやっていくだけの才能はあるんだなと感心しました。元AKB48だという制約があり伸び伸びと俳優としての才能を磨けないのはもったいないと思います。たかがアイドルされどアイドルなわけですから、実力を見くびらないというのが、今回の教訓です。
父親が「早く結婚しろ」などと家庭内セクハラをせず、娘の反抗的な態度を内心楽しむ余裕に娘への愛を感じました。親子関係で大切なのは心の余裕だと改めて思いました。娘は娘で父親に再婚の話が出ると騙されているじゃないかとやたらに心配し始めるのは母性愛なんじゃないかなと思いました。
お互いに思いやってるのに照れてしまい憎まれ口しか言えない親子関係がじれったくて微笑ましく時間を忘れて見入っていました。恋愛というキーワードがないのもかえってリアリティーを生み出していました。予告編とはかなり印象が異なります。