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当てにならない映画メモ

つまらない?見方を変えれば面白い

山河ノスタルジア

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話自体はよくある話なんですが、歴史的建造物のすぐ横で重機が行き交っていたり、自然遺産の空撮など「ブレードランナー」のような迫力のある映像で驚きました。神の視点から世界を見下ろして、時代が変わっても家族の愛は普遍であるということを語りかけているような感覚になります。スケールの大きい映像の中で鳴り響く爆竹の音が印象的で、家族の愛は普遍で偉大なものだけれど、人間の人生なんて一瞬で終わる爆竹の音に等しいと言われているような気がしました。「愛は一瞬で永遠」というキリスト教仏教が共存している中国の価値観は日本の価値観に通じるものがあり、親近感を覚えました。爆竹の音に感動したのは初めてです。そして「火の鳥」が何故か思い浮かびました。

最近の中国や韓国の映画を観ると日本への歩み寄りが見られ、黒歴史を振り切り建設的に関係修復ができそうな予感がしますが、残念ながらアメリカの存在がそれを阻害している気がします。日本のマスコミのせいで中国の実態がよく分からなくなっているので、映画を観て隣国を理解するのが平和への一歩なのかもしれません。